粉砕機
主要構造・特長
微粉砕効率の高いスフェリカル型ローラ及び溝付テーブルを採用
テーブルの溝内に被粉砕物を確実に捕え、ローラ全幅に均一な噛込層を形成するため、粉砕効率が一段と高まります。また、摩耗が起こっても形状の局部的な変化が少なく、被粉砕物の噛込みに与える影響がわずかなため、処理能力や性能の経年変化がほとんどありません。
荷重力に無駄の無いローラ圧下機構の採用ミルケーシングのローラ挿入口が密閉構造のため、外部からの漏入空気がなく、構造もシンプルで開放点検作業が容易です。圧下機構の改良により、力の伝達に無駄が無く、高い圧下力が得られます。追随性のよい独立圧下装置、摩耗後も基本的なローラー形状を維持することによって、振動・騒音を抑えています。
粉砕設備の総合システム設計竪型ミル単体納入の場合においても、お客さまのご要望に応じて、設備フロー、ガスバランス、マテリアルバランス、主要機器(製品捕集用バグフイルタ、又は、サイクロン、ミル循環ファンなど)仕様のご提案など、設備計画段階から性能確認(完成)までアドバイスが可能です。
製品ラインアップ
- 微粉砕用竪型ミル (ISミル) 製品平均粒径 5~20μm 標準的な仕様
- スーパーISミル (SISミル) 製品平均粒径 2~10μm
- スーパーハイブリッドミル (SHミル) 製品平均粒径 1~5μm 乾式連続ではもっとも微粉砕可能
- PG-IDS 製品平均粒径 150~1000μm コンクリート用骨材、他
微粉砕用竪型ミル (ISミル)
微粉の大量省エネ粉砕を実現した画期的な竪型ミルシステムです。
炭酸カルシウムの平均粒径で5~20ミクロンの製品を低い動力原単位で、更に2次分級なしで大量生産が可能です。

スーパーISミル (SISミル)
ISミルに新たに開発した新型分級機を内蔵し、ISミルとサブミクロンクラス粉砕用スーパーハイブリッドミル(SHミル)の間の粒子径(1~2μ)の大量生産を2次分級なしで実現します。

スーパーハイブリッドミル (SHミル)
産業界の増大する要求に応えて、2次分級なしでサブミクロン粉砕を可能にした、超微粉砕用竪型ミルシステムです。
当社の竪型ミルと高性能分級機を組み合わせることによって、 分級効果が飛躍的に向上します。
従来技術では不可能とされていた竪型ミルでの2次分級なしのサブミクロン単位の粉体の製造が、低い動力原単位のもとで実現可能です。

研究開発用ミニタイプ・スーパーハイブリッドミル(SH75)
研究開発用の実験用ミルとして、少量生産のための実用機として、各種原料の超微粉を作り、表面改質・複合化が期待できる新鋭機です。

SH75仕様
- 製品粒度(μm) 0.2~10
- 処理能力(kg/h) 0.1~4
- 分級機型式 ターボクラシファイア(TC-15)
- サイズ(m) 0.9 x 1.8 x 1.7
抜群の超微粉砕能力
タルクでは44,000cm²/g、炭カルでは40,000cm²/g、また硅砂でも30,000cm²/gの粉砕を実現しています。
高性能分級機の概要
炭カル25,000cm²/g、タルク35,000cm²/g級の超微粉砕を時間当り700kg~800kgの大量生産が可能です。

用途
様々な粉砕物に対応しています。
金属
- 酸化鉄
- 銅合金
- アルミニウム合金
- 酸化チタン
- フェライト
- ニッケル
鉱産物
- 生石灰
- 合成石英
- 炭カル
- 硅石
- スラグ
- カオリン
- タルク
- ベンナイト
- ゼオライト
- 石こう
セラミックス
- 窒化ケイ素
- ジルコニア
- 炭化ケイ素
- アルミナ
- 窒化アルミ
プラスチック、廃材
- FRP
- 建材ボード
生物外殻
- 貝ガラ
- カニガラ
新事業への提案、粉砕テスト
豊富な粉体ハンドリングの実績から、粉体を扱う新事業の具体化と、最適な機器のご提案をします。なお、当社では独自の粉砕テスト機を保有しており、硬軟様々な物質を、お客様のニーズに合わせた条件下で粉砕テストすることが可能です。
アフターサービス、メンテナンス及び部品供給(MAP:Maintenance and Parts)
IHIグループが納めた機器・設備の部品供給サービス、オーバーホールメンテナンスサービスを始め、設備更新、補修、改造といった改造・改善工事も実施します。更に機器・設備診断サービスを行っており、お客さまの保守・点検作業の一翼を担っています。