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煙突

煙突は、高さ10m程度のような小さなものから、事業用発電所の高さ200mを超すものまで様々ですが、主たる用途は、燃焼装置の燃焼ガスを大気中に放出し、通風をよくする設備のことです。 煙突は、燃焼装置稼働中は常に燃焼ガスを大気中に放出し続けなければいけません。もし煙突が壊れてしまうと、装置全体の運転を止めなければいけない為、煙突が壊れないように常日頃から点検・補修を行う必要があります。 煙突を支える技術は多岐にわたり幅広い知識が要求されますが、当社の煙突は、“鋼製煙突メーカーのパイオニア”として、IHIグループの豊富な経験と技術との総合エンジニアリングに裏付けられています。計画・設計・制作・施工・メンテナンス・補修・基礎の施工からアフターサービスまで提供します。

主要製品

鋼板製鉄塔支持型煙突(筒身複数形含)

煙突本体(筒身)を鉄塔で支える構造で、地震や風の外力に対して、鉄塔が支持する煙突です。

鋼板製自立型煙突

煙突本体(筒身)と、地震や風の外力に抵抗する構造体を兼ねる煙突です。

RC製自立煙突

鉄筋コンクリート製の自立型煙突です。

煙突設計

燃焼ガス条件および適用される各法規・基準に基づき設計を行います。また、ご要求に応じ時刻暦応答解析などの耐震解析、あるいは既設設備の耐震診断も実施します。

メンテナンス

煙突外側については、運転中(排ガス通煙中)に既設梯子を使用して煙突に登り、外観目視検査や板厚計測を行います。また、煙突に登ることが出来ない場合は望遠鏡を用いた目視検査を実施します。 煙突内側については、プラント停止中に煙突内部の目視調査を実施します。

調査結果に基づき、煙突をより長きに渡り使用頂けるよう補強・補修をご提案、安全に工事を実施します。

主な実績

型式 煙突高さ 本数
鉄塔支持型煙突 100m以上 26
  100m未満 12
自立型煙突 100m以上 1
  100m未満 27
その他   3